ちょっと凝った本の感想
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ビタミンC点滴大量投与についての本です。 著者はアメリカでこの療法を学んできたという医師。 * ビタミンCを点滴で大量投与すると、経口摂取の場合より急速に、そしてはるかに血中濃度が上がります。 それで血中のガン細胞を殺してしまおうというのです。インビトロでは効果があるようです。 インビボ(人体)でもそうなることもあるようです。 ただし、そうならない結果はわざわざ発表していない研究者がいたり、あってもこの本では紹介していない可能性もあります。 * 問題は血中ではなく、組織にあるガンの本体です。 血中濃度ほどには組織中のビタミンC濃度は上がらない(能動輸送ではないので)でしょうから、どれくらい効果があるかは疑問です。この点についてこの本では全く触れていません。 * 自分が腫瘍内科医ならば、ほかに方法のない末期ガンの患者さんにぜひとも試してみたいところです。 なんか延命効果やQOL(生活の質)の向上効果はあるような気がします。 日本では混合診療になるので、普通の病院ではできませんが、これのみをやるクリニックで受ければいいわけです。探せば結構あります。この本にも施設のリストが載っています。 ### PR |
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